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  • 押上旅館

    押上旅館

    押上に建つ小規模旅館

    東京都墨田区押上に建つ築60年の軽量鉄骨造2階建ての日本家屋を、小規模旅館へ再生する計画である。既存の間取りや素材を残しながら、かつて倉庫だった場所を半屋外の土間へと変え、公園や街の気配を内部へ引き込んでいる。1階では、障子や畳、土間、庭といった日本家屋の要素を活かしつつ、畳の居間をテーブル席として使うなど、現代の滞在に合わせて更新した。細かく分かれていた既存の部屋は、完全に一体化するのではなく、異なる性格を持つ場としてつなぎ直している。2階も和室を活かし、押入れをワーキングブースへ改変した。古い建物の記憶を残しながら、新しい使い方を重ねることで、東京の街に新たな時間をつくるリノベーションである。

    既存建築の価値を保存と更新に分けず、連続したものとして扱っている。素材や空間の痕跡を残しながら、用途や動線を現代に合わせて組み替え、古い建物を再生している。

    建物を使い続け、そこに新しい用途や人の営みを重ねることで、街は記憶を残しながら変化できる。古い住宅の再生は、これからの都市更新を考える小さな実践となる。

    MEMBERS

    設計・監理:Kensei Ishii
    施工:
    写真:

    DATA

    所在地:東京都墨田区
    用途:旅館
    竣工:
    構造:軽量鉄骨造
    延床面積:110㎡
    種別:リノベーション

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    2世帯住宅リノベーション

    築30年の木造住宅の2階部分を、この家で育った子どもが、時を経て夫婦で再び暮らすために改修した計画である。かつて寝室や子供部屋として使われていたフロアにキッチンや浴室を新設し、2階のみで生活が完結する住まいへと再構成した。
    既存の間取りや構造をできる限り活かしながら、間仕切りの一部を取り払い、光や風を取り込みやすい東南側にLDKを配置。限られた床面積にゆとりを生み出すため、ダイニングテーブルを設けず、キッチンカウンターに食事の場を兼ねることで空間を有効に活用している。
    壁・天井は仕上げを一新し、床は遮音マットとフローリングを増張りすることで、施工性と遮音性に配慮した。かつての居室や既存住宅の条件を活かしながら、夫婦の新たな暮らしの場へとつくり直すことを目指した。

    もともと二つの子供部屋だった東南側の間仕切りを取り払い、ひとつながりのLDKへ再構成した。撤去できない構造柱は空間の中に残し、リビングとキッチンを緩やかに分節する要素としている。

    もともと二つの子供部屋だった東南側の間仕切りを取り払い、ひとつながりのLDKへ再構成した。撤去できない構造柱は空間の中に残し、リビングとキッチンを緩やかに分節する要素としている。

    MEMBERS

    設計・監理:Ken-ichi Fukui

    DATA

    所在地:神奈川県平塚市
    用途:住宅
    構造:木造
    延床面積:70㎡
    種別:リノベーション

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